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2020.4.8
パンクロッカー兄弟が立ち上げた秘密の屋根裏カフェ
北風社 (ベイフォンシャー)
まだ年若い兄弟とその友人の3人で営む同店は、かつて車やバイクの修理工場がひしめいていた中山駅裏、赤峰街の小路にある。デザイナーの兄と、木工製作家の弟は力を合わせ、また友人たちの手も借りて、古い建物の2階を改装し自分たちの秘密基地を作り上げた。
店名の「北風」は北から吹く風、また彼らのルーツである「北投」にも由来する。さらに若かった頃、彼らは友人たちと「北投風箏社」という集合体のようなものを立ち上げ、バンド活動もその中で行っていたのだそう。
兄は自身がもともとコーヒー好きだったこともあり、豆選びから水の温度管理、淹れ方までこだわりにこだわる。豆はマシン使用とハンドドリップの2タイプを仕入れ、マシンは120元~。ハンドドリップ用の豆はヨーロピアンスタイルと日本式の焙煎法を採用し、浅煎りと深煎りを揃えている。
ユニークなのがお茶のメニュー。紅茶やミルクティのほか、台湾ではおなじみの漢方ハーブティもラインナップに加えた。
土日には、数量限定でサンドイッチやカレーなどフードも提供する。バンド仲間のパンク青年が腕を振るったもので、これが見かけによらず(失礼)めちゃくちゃうまい。
午後からゆったりとオープンし、深夜まで営業。バンドマンも入り浸るし、このエリアがよく似合うオシャレな若者も集う不思議な空間。静かめのライブや講演会などイベントも多く開催しているので、ぜひ一度足を運んでいただきたい。
info
住:台北市大同区赤峰街47巷18號2階
電:02-2559-4019
営:13時~24時(木曜休み)
FB:BeiFongShe
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