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2018.11.16
MRT「台北」駅と「中山」駅を結ぶ地下街のR4出口を出てすぐ、小さな路地を入ったところに「黒露珈琲館」はある。
店名の「黒露」は「黒い露」、一滴ずつ落ちるコーヒーを表すとともに、発音は台湾語の「OLO」、褒める、称賛するという意味も持ち合わせるとのこと。ほかのカフェで修業しながらいつかは自分の店を、と夢を叶えたカップルが2016年6月にオープンさせた。
店内はレトロな昭和の純喫茶風にまとめ、カップやプレートは有田焼の老舗ブランドのものを揃えている。
コーヒーは浅煎り5種に中煎り3種、深煎り1種、中深煎り1種から豆を選び、ハンドドリップかエスプレッソ、カプチーノ、ラテなど飲み方を決めるスタイル。悩んでしまいそうだが、店のオススメを押しつけることはせず、豆のこだわりが強い客への柔軟な姿勢が感じられる。
フードは自家製ケーキにサンドイッチ、サラダも用意。ケーキはオーブンで温めてくれるので、焼き立ての芳ばしさが楽しめる。
店内奥の書棚には、日本の小説のオリジナルや翻訳本も。旅先でも日常の休日のように過ごせる、そんなカフェだ。
●info
黒露珈琲館OLO Coffee Roasters
住:中山区南京西路18巷26之2號 電: 02-2559-9010 時:12時~24時(水曜定休) FB:olocoffeeroasters
※Wi-Fi・コンセントあり
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