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古い病院をリノベートしたカフェ【珈琲時光】保安捌䦉(バオアンバースー)

近頃の台湾では、古い建築をリノベートしたカフェや雑貨店が次々とオープンしている。この店もそのうちの1つ、かつて〝大稲埕医院街〟と呼ばれた一帯に建つ、旧順天外科医院を補修改装したカフェだ。

建物そのものは1924年頃に建てられ、台湾先住民の医者・謝氏が医院を開業。80年頃に謝氏が日本へ移ることになり、それから30年近くもの間空き家だったという。

同店は7年がかりの改修を経て2013年、雑貨店やギャラリーとともに入居。ところがこれらの店が転出してしまい、唯一このカフェだけが残った。オーナーの林さんはコーヒーと老建築を愛し、この建物の改修を知ってすぐに名乗りを上げたそうだ。

コーヒーは1杯180~200元、エチオピアのイルガチェフェ、パナマのダイヤモンド・マウンテンなど6種。サイフォンで1杯ずつ丁寧に淹れてくれる。またケーキやチャバタサンドイッチなど、軽食も用意する。

普段は1階をカフェとして営業し、2~3階は見学のみ。週末には2階席も開放する。また演奏会や上映会、会議などの利用もOK。

 

●info

保安捌䦉

住:大同区保安街84號
電: 02- 2550-1280
時:11時~19時30分(ラストオーダー18時)
FB:www.facebook.com/Boan84

※Wi-Fi・コンセントあり