台湾を10倍楽しむための最新情報誌!!
2018.12.14
近頃、ショッピング&グルメスポットとして観光客も多く訪れる永康街に、20年以上も留まり続けているカフェ。 ゆったり流れるクラシックにビロードの椅子、渋い焙煎の香り…どこか懐かしさを思わせる雰囲気が漂っている。 そう、ここは〝カフェ〟ではなく、昭和の喫茶店だ。
1996年にオープン、それから数年でオーナーが海外へ移住することになり、常連客だった男性が後を継ぐ形で新オーナーに。 「この店が好きで、なくなってほしくなかったから」。
元来苦めのイタリア式が好きだったことから深煎り豆を揃え、2004年には自家焙煎もスタートする。アメリカ発の〝サードウェーブ〟ブームが到来してもその味を変えることはなかった。
今回試飲させてもらったのは「カプチーノ」(150元)と「アイスモカ」(180元)、「ティーラテ」(220元)。 いずれも素朴な、それでいてしっかり大事に手をかけた味が光る。それに、友人の作という名物「べイクドチーズケーキ」(80元)を添えて。
地価がぐんぐん上がる永康街で、この価格でやっていけるのかと心配になるが「昔から来てくれているお客さんを大切に」との思いが表れている。
●info
卡瓦利義大利咖啡館 住:大安区永康街2巷5號 電:02-2394-7516 時:9時半~23時(金・土・日祝は~24時) FB:Cavaralli
前の記事へ
日替わりスイーツがヤバイくらいおいしい!【珈琲時光】STONE espresso bar&coffee roaster
次の記事へ
師範大近く老若男女が集うカフェ【珈琲時光】暖時光咖啡