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2019.5.6
「トム・ウェイツ」といえばアメリカのおじさんミュージシャンだが、その名前を冠したカフェが台北市内にあると聞いて心が震えた。案の定、オーナーの黄さんは無類の音楽好きでコーヒー好き。
かつてレコード会社に勤めていたが事故でケガを負い、退職してこの店を開いたのが2004年のことだそうだ。
店内にはびっしりとレコードやCDが並び、ほしい人には譲る。
「どうしても手放したくないものは隠してあるんだ」とはにかむ黄さんはさらに料理も好きで「うちはカフェというより食事がメイン」と言う。
メニューは台湾の家庭料理で、メインとおかず3品、コーヒーか紅茶が付いて250~280元。
豚挽肉の醤油煮込みをごはんに乗せた「肉燥飯」や角煮ごはん「控肉飯」、漢方「当帰」を使って鴨肉を煮込んだ素麺「当帰鴨麺線」。
メニューは毎日市場で仕入れたもので決まり、手書きで店内に貼り出し、Facebookにもアップする。
一番人気は黄さんお手製の「鮭フレーク」を載せた「鮭魚飯」で、これがあると知ると近隣に住む人だけでなく、市内のあちこちからファンがやってくる。
トム・ウェイツの渋い歌声に包まれ、黄さんの料理に舌鼓を打とう。
info
住:士林区忠誠路二段118巷11弄11號
電:02-2875-6369
営:12時~14時半、17時半~21時(土日は休みなし、月曜休み)
FB:tomwaitscafe
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