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空耳じゃない日本語に聞こえる台湾語!?

日本語に聞こえる? 台湾語

前回、台湾語で運転手のことを「運将(ウンチャン)」と言うんだって話をしたんだが、覚えてるかな?

街を歩いていると、中国語や台湾語で話しているはずなのに時々日本語に聞こえるって経験、キミたちにもあるだろう。

日本語には中国から渡ってきた言葉がたくさんあるからな、といってもその反面、日本から台湾へ渡った言葉もたくさんあるんだ。

というのも台湾はかつて日本が統治していたこともあって、90歳越えのお年寄りだと流ちょうな日本語を話す人もいるぞ。

食べ物だと厚揚げやさつま揚げを似た「黒輪」、これは台湾語で「オレン」といって「おでん」から来たそうだ。ほかには「天不辣=天ぷら」、これもさつま揚げのこと。一方「天婦羅」はそのまま天ぷらとして通じるから要注意だ。

ほかには「歐巴桑(おばさん)」、「歐吉桑(おじさん)」、「瓦斯(ガス)」に「看板」、「背広」、「かばん」、「弁当」、「リンゴ」などなどそのまま通じてしまうものもある。そういえば最近大人気の歌手クラウド・ルー(盧廣仲)の「魚仔」という歌に「オートバイ」って歌詞が出てくるんだ。言わずもがな、バイクのことだな。案外通じるもんだ。