市政府駅からすぐと好立地にありながら、ひっそりと静か。来店の際は１階のインターホンを押してドアを開けてもらう。

店内はけして広くないが、自身がそうであるように深夜にもコーヒーを飲んだりカフェで過ごすひと時を望んだりする人はいるはず、との思いでオーナー・マスターのBruceさんが創り出した空間だ。

ドリンクもケーキも１品目が200元、２品目は150元、３品目以降は100元と、長居することを前提にしたシステムにお客さんも安心して来店できる。

スイーツ類もすべて「僕ほどスイーツ好きな人はいない」と豪語するBruceさんの手によるもの。独学で研究に研究を重ねレシピを編み出し、常時３～４種のチーズケーキを置いている。

中でもオススメの「起司揹著起司蛋糕（チーズオンチーズ）」は、烏龍茶や抹茶、ほうじ茶のムースを挟んであり、大人気の一品。スイーツ作りを学んだことがないとは思えないほど美しい造形だけでなく、味もまた然り。焼き物のコーヒードリッパーも自作レゴ製のドリップ台も、こだわりに溢れている。

店名の「nido」はイタリア語で「巣」の意味。自分の巣に帰ったように過ごせる、とにかく居心地のよいカフェだ。

●info

巢nido
住：信義区忠孝東路五段183號2階
電：02- 2753-4402
時：14時03分～24時（每月6・16・26日休み）
URL：nidofordreamers