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2019.3.5
汁染み染みの牛肉は厚みもあって食べ応えバツグン
麺は「寛(クワン=幅広)」と「細」から選べる。テーブルに備え付けの「牛油」にハマって通う人も多い。オレンジ色はピリ辛、赤い方はさらに辛く、好みで量を調節しよう。
西門町で遊んだ後の〆客で賑わう24時間営業の牛肉麺専門店。
住:萬華区西寧南路7號
電:02-2371-2747
営:24時間
U:goo.gl/Pj3bmE
〝バイクの滝〟で有名な台北橋の東側にある「延三夜市」に面した海鮮粥の店。ひっきりなしに訪れる客のほとんどが近隣に住んでいる常連さんらしく、スタッフとのアイコンタクトのみでオーダーを済ませる人も(!)。
ご飯ものはアワビ入り海鮮粥「鮑魚海産粥」の1種類のみで、ほかは揚げ物ばかり。
食べてみると中華粥にしては煮込み浅め、雑炊に近い食感だ。具はエビにイカ、アサリ、カキ、サバヒー、かまぼこ、そして小ぶりのアワビ。
奥の調理場では常時8個の雪平鍋で粥を煮込んでおり、昔の炊飯鍋のような入れ物を木製の台に乗せて運ばれてくる。
住:大同区延平北路三段77號
電:02-2749-3971
営:18時~翌3時(月・火曜休み)
U:goo.gl/XT37aw
1976年に一代目・陳さんが屋台で創業。壁に貼られた記事には、香港スターのジャッキー・チェンもこよなく愛する店と書かれている。
「涼麺(冷麺)」は小40元、大50元で、具材は細切りのキュウリのみとシンプル。ゴマダレはニンニクが効いて後を引くうまさ。
冷麺は大でも少なめだがお代わりすればすぐ出してくれる
住:松山区南京東路五段123巷29號
電:02-2766-0171
営: 24時間(日曜は0時~翌8時、月曜は5時半~23時50分)
この店のウリは店名に冠した「魯肉飯」(30~50元)と、「鼎邊銼(ディンビエンツオ)」(55元)。鼎邊銼は米粉と小麦粉を混ぜて薄く伸ばし蒸した麺とすり身が入ったスープで、基隆の名産だ。
魯肉飯には「絲瓜(スーグワ=ヘチマ)」の漬物が添えられていて、この塩気がまたよく合う。
「中正紀念堂」駅2番出口の目の前、台北屈指の超人気店。常に満席で、店の周りには並んでいる…というか順番を待っている人がぱらぱらと立っている。が、心配せずとも回転が速いのでそれほど待たずに入れる。
住:中正区羅斯福路一段10號
電:02-2396-0808
営:8時~翌1時
U:goo.gl/VKFyQ2
豆乳に油條といえば中華圏の朝食の定番だが、近年残業の多いオフィスワーカーが深夜に好んで食べるようになった。しょっぱい豆乳に卵をプラスした「鹹豆漿」(35元)、切り干し大根入り玉子焼き「蘿蔔絲蛋餅」(45元)もさっぱりした味で胃もたれしない。
永和区との名が付いた「永和豆漿大王」が有名と思われがちだが、実は元祖はこちら。1955年に友人関係にあった2人が創業し、97年からはうち片方の子孫一族が経営、伝統の味を守り続けている。
住:新北市永和区永和路二段284號
電:02-8927-0000
U:taiwanonly.tw
鶏の種類によって180~230元と値段が変わり、地鶏や放し飼いの有機鶏などから選べる。さらにスープを生姜と酒が効いたゴマ油ベースの「麻油鶏湯」や朝鮮人参入り「人参鶏湯」、ドクダミ配合「何首烏鶏湯」など9種から。
オススメは大根の漬物をぶつ切りにして入れた「菜脯鶏湯」。鶏の出汁もしっかり、塩の効いた大根でコク深いスープが二日酔いにも効きそう。
台北市内に7店、新北市に3店、そのほか新竹や台中にも展開する「鶏湯(チキンスープ)」の専門店。店舗により営業時間が異なり、市内ではここ以外は23時で閉店する。
住:松山区饒河街167號
電:02-2528-1685
営:17時~翌1時(日曜は~24時)
営:www.longsian.com
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