台湾を10倍楽しむための最新情報誌!!
2017.12.1
王道の中身を見よ!
台湾に来たら必ず食べるもの、それが小籠包。
たくさんのお店があるけど、一体どんな違いがあるの?
小籠包を形作る皮と餡とスープ、解剖しちゃいました。
※小籠包は手作りのため、分量には多少の誤差があります。
小籠湯包 150元/8個
総重量:27.16g 餡:9.75g 皮:13.39g スープ:4.02g
中正紀念堂に面した通りに建ち、観光のついでに立ち寄るにも便利な立地。
創業30数年、庶民的な雰囲気で台北市民に長く愛され、現在は2代目が切り盛りする。
小籠包はやや小ぶりで薄皮タイプ。2つ割ってみると、スープは1㌘前後の誤差あり。
三鮮鍋貼 160元/8個
またパリパリに焼き上げた鍋貼餃子は具だくさん。ニンニクのたっぷり入った醤油ダレでどうぞ。
この季節はワタリガニがおいしいので、カニミソ入り小籠包もオススメ。
住:大安区杭州南路二段17-19號
電:02-2393-1757
営:11時~22時
U:www.thebestxiaolongbao.com
元籠小籠包 220元/10個
総重量:45.21g 餡:12.65g 皮:14.38g スープ:7.21g
ここの小籠包はどこよりもスープが濃厚で、ずっしりと食べ応えがある。
針生姜と黒酢なしでも十分な味わい。「生煎」も酒の香りが芳ばしく、旨味が後を引く。
上海鐡鍋生煎包 220元/10個
1949年に焼き小籠包「生煎」と中華ミートパイ「蟹殻黄」、
豆腐ヌードル「油豆腐細粉」の3つで旗揚げし、地元民の圧倒的な支持を得てきた名店の1つ。
今や海外進出も果たしすっかり人気店に。土日は朝8時半から営業、帰りの飛行機に乗る前の朝食にも便利。
住:大安区永康街1號
電:02-2341-9984
営:9時半~22時半(土日は8時半~)
U:www.kao-chi.com
済南鮮湯包 180元/8個
総重量:21.93g 餡:7.96g 皮:7.09g スープ:6.88g
小籠包と、じゃこチャーハン「吻仔魚炒飯」が2大人気メニューだが、
「とりあえず中華が食べたい」という時に代表的なメニューがひと通り揃っていて使いやすい。
小籠包も小さめなので、ほかのメニューと一緒に頼んでも大丈夫。
老皮嫩肉 220元(中華風揚げ出し豆腐)
もう1品頼むなら、スタッフ全員のオススメは中華揚げ出し豆腐「老皮嫩肉」。
ふわふわの豆腐の食感には感動を覚える。ほんのりピリ辛で、添えられたパクチーとの相性もよい。
住:大安区濟南路三段20號
電:02- 8773-7596
営:11時~14時半、17時~21時
FB: Jinan.dumpling
明月湯包 130元/8個
総重量:29.23g 餡:13.64g 皮:8.40g スープ:7.19g
2001年オープン、近年は日本や欧米からの観光客も多く押し寄せるが、けして気どらずマイペースにやっている町の小籠包店。
エビとヘチマが入った「蝦仁絲瓜湯包」(210元)はエビのプリプリ感に定評がある。
メニューのオススメには店名を冠してありわかりやすい。
席数25と小ぢんまりしており、すぐ脇の路地に支店をオープンしたのが8年前という。
明月酢醤麺 130元
「酢醤麺(ザージャンミェン)」も大豆の味濃い味噌がおいしい。
住:大安区基隆路二段162-4號
電:02-2736-7192
営:11時~14時、17時~21時
FB:/明月湯包/105681162839467
小籠湯包 130元/10個
総重量:32.67g 餡:12.00g 皮:14.31g スープ:6.36g
こちらも創業40年の老舗店。〝上海〟の名を冠するが、創業者も上海出身ではないとのこと。
キッチンは店の表側に面しており、通りすがりの近隣住民と談笑しながら小籠包を作っている。
皮は伸びがよく、弾力もある。餡との境目はスープがたっぷり入っていて、油断すると口から噴くので要注意。
牛肉麺 130元・湖州肉粽(ちまき) 60元
ほかに、人気メニューは牛肉麺とちまき
ちまきは日本のおにぎりの1.5倍くらいのサイズで食べ応え満点。
住:松山区民生東路四段62號
電:02-2718-5783
営:10時半~14時半、16時半~21時
U:www.52045.com.tw
爆漿脆皮湯包 70元/8個
総重量:23.28g 餡:10.56g 皮:8.44g スープ:4.28g
今回紹介する中で、唯一〝蒸し〟ではなく〝鍋貼〟タイプの小籠包を提供する店。
といってもいわゆる〝焼き小籠包〟である「生煎」とは異なるのだが…その違いはとにかく食べてもらえれば。
羽の部分がクリスピーでおいしい。できたてをすぐに食べないと、中のスープがみるみる皮に吸収されてしまうのでお早めに。
麻婆豆腐湯包 90元
麻婆豆腐湯包は、蒸し小籠包に麻婆豆腐がかかっているのだが、
小籠包の餡を肉・ニラ・臭豆腐の3種から選べる。
住:大安区樂利路31-1號
電:02-2732-5148
営:11時~20時半
FB:上海邵師傅湯包-1437053369923410
烏龍茶小籠包 220元/10個
「鼎泰豐」元オーナーと料理長が開いた店で、昔ながらの手法を守り続ける。
看板メニューは阿里山高山烏龍茶の茶葉をすり潰し皮にも餡にも混ぜた「烏龍茶小籠包」。
肉の臭みがお茶に消され、少し苦みがある。
また小籠包をスープに入れていただく「小籠湯包」は1つ1つが小さく、作るのにものすごく手間がかかるのだとか。
元盅土鶏麺 200元
「元盅土鶏麺」は放し飼いの鶏肉をふんだんに使い、やさしい味わい。
住:中山区長春路47號
電:02-2523-6639
営:11時~14時半、17時~24時(L/O各30分前、日月は22時L/O)
U:jindinrou.com.tw
茶香小籠包 200元/6個
総重量:22.36g 餡:9.20g 皮:8.66g スープ:4.5g
お茶屋さん直営の喫茶&ダイニング。
台湾産のお茶をドリンクやフードメニューに生かしているほか、
名産のカラスミ「烏魚子」を使ったメニューも置いており、海外からの観光客にとって台湾グルメが詰まったうれしい一店。
招牌東坡肉乾拌麺 200元
また角煮がどんとのった「招牌東坡肉乾拌麺」もスパイス弱めで日本人の口にも合いやすい。
住:中山区南京東路一段88號
電:02-2521-9669
FB:kingpingchayu
小籠包 80元/8個
総重量:39.14g 餡:16.62g 皮:18.72g スープ:3.81g
オールドタウンで有名な迪化街の北側「延三夜市」の一角にある小籠包店。
夜市にやってくる客をメインターゲットにしており、営業は15時からと遅めだ。
メニューは少なく、小籠包と酸辣湯、黒糖やタロ芋のマントウと豆乳のみ。
小籠包は皮が厚く、蒸しムラができないよう途中でひっくり返すため、小ぶりの肉まんのようにも見える。
自家製の豆板醤がとてもおいしいので、付けて食べるのがオススメ。
住:大同区延平北路三段3號
電:0962-047-057
営:15時~24時
FB: pokeepokeepokee
前の記事へ
上はダウンジャケット下はビーチサンダル???
次の記事へ
(台湾)寒い季節に体の芯から温まる火鍋店特集!①