【食道をゆく】餛飩(フントゥン)~中国北京市~

餛飩(フントゥン)~中国北京市~

日本でもおなじみ、小麦粉を伸ばした薄い皮に肉餡を詰めた餛飩(ワンタン)。中華圏の各地で子どものおやつや軽食として食べられている。その呼び名も土地によって様々で、広東では「雲呑」、湖北では「包面」、江西では「清湯」、四川では「抄手」、新疆では「曲曲」…といった具合だ。それだけに由来も諸説あるのだが、ここでは漢代の異民族・匈奴(きょうど)にまつわる話を紹介しよう。

当時、今の北京周辺にあたる北方では、遊牧民族である匈奴が辺境を騒がせていた。強い勢力を持つ彼らが安寧秩序を乱すため、民も脅えて暮らす日々。その中のある村落では、渾(コン)氏と屯(トン)氏という2人の匈奴の首領が、強い権力を奮っていた。
そのストレスを解消しようとした庶民たちは、肉の餡を皮で包んだ料理を作り、それに2人の名前を取って「餛飩」(渾屯と同音)と名付けた。その料理を食べることで日頃の恨みを晴らすと同時に、平和な暮らしができるよう祈願したのだ。
初めはただ単に肉の餡を皮で包んだものを総称して「餛飩」と呼んでいたのが、その後各地に伝わるにつれ手が加えられ、都度名称も変化しながら広まっていった。

スープに入ったものや辛いタレで和えたもの、店によっては皮の厚さや餡の味付けも異なる。様々な味を堪能しよう。

関連Topics

  1. 台湾のおばあちゃんがプロデュース!足裏樹液シート

  2. KAVALANのビアハウスがオープン!【Buckskin Beerhouse 焼肉屋】

  3. 【特集】あの映画の主役になりきろう!台湾映画で聖地巡礼①

  4. チョコっと大人向けなM&M’sを発見!

  5. 【特集】早起きして食べたい絶品台湾朝ごはん

  6. 【特集】地元民だけが知っている!? 隠れ夜市②

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA