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熱気球に乗って空からの景色を独り占め!桃園石門水庫熱気球フェス

6/23(土)~7/1(日)の9日間に渡り、桃園市政府主催で行われた

「桃園石門水庫熱氣球嘉年華(熱気球フェス)」。

台湾で熱気球と言えば台東のイメージが強いですが、

台北からすぐ近く、桃園でも熱気球を楽しむことができます。

石門水庫

桃園市龍潭区にある台湾北部最大のダム「石門水庫」。
桃園市のほか、新北市などに飲用水を供給しています。

ダムとしての役割だけではなく、観光地として有名なこのスポット。
周辺ではサイクリングを楽しんだり、船に乗って観光することもできます。
そんな石門水庫を今回は空から覗いてみました!

イベント会場

熱気球に乗れるのは太陽が昇る前、

早朝5時半~7時半の2時間と、夕方16時半~18時半の2時間のみ。

この時間帯の気流が最も安定しているからだそうです。

今回宿泊したのは石門ダム付近の「ハワードホテル(石門水庫福華飯店)」です。

朝5時起床、会場までは車で10分ほど。

7時に到着しましたが、イベントはすでに始まっていました!

桃園の「園」と「猿」(同音:ユエン)

を掛けたモチーフ。

 

たくさんの熱気球に囲まれて

下から見る熱気球も中々いい感じ

飛行船ショー

今回の「熱気球フェス」では、初めての「飛行船ショー」も行われました!

全長41m、高さ13mと超巨大な飛行船。

悠々と山々を越えてゆき、石門水庫の水面に映る姿はまさに壮観の一言!

空から見渡す景色は最高でした!
どう切り取っても絵になる風景に感動です。

そしてホテルに戻り朝ごはんをいただくことに。
さすが熱気球シーズン、ホテル内のレストランではお料理の上に可愛いミニチュア熱気球が!

周辺スポット①三坑老街(サンクンラオジエ)

腹ごしらえも済んだところで、周辺の観光スポットを散策しにGO!
目指すは「三坑老街(サンクンラオジエ)」。

台湾は「老街(ラオジエ)」が各地にあり、昔の生活や街並みを観光することができます。
ここ三坑老街は、客家人の町。所々に昔の人々の痕跡が残されています。

路地に入ってすぐ目の前に現れたのは「黑白洗(ヘイバイシー)」。上流では野菜を、下流では服や身体など、いろいろなものを洗う場として活躍してきました。現在は子どもの遊び場になっています。

全長200mほどの三坑老街。湾曲した造りになっているのは、原住民の襲撃から身を隠すためなのだとか。

「牛汶水(ニョウウェンシュイ)」は客家人の伝統的なおやつ。
黒糖とショウガのシロップで煮たお餅です。
できたてアツアツのまま食べてもよし、かき氷に乗せてもよし。
これで35元。

一見普通のレンガに見えますが、実は一般のものよりやや細め。細いレンガを使うことで、丈夫に建てられるのだとか。ここにも客家人の工夫が見られます。

伝統的な市場も

周辺スポット②永福宮

一番奥にあるのは台湾の伝統的なお寺「永福宮」。客家の神様「三山国王」が祀られています。

走球(ゾウチウ)

続いては、熱気球フェスティバルの第2の目玉となるイベント「走球」へ。
「走(ゾウ)」は中国語で「歩く」と言う意味で、その名の通り熱気球の中を歩くことができるのです!

熱気球の中を歩くなんて初めて。もちろん観光客でとても賑わってます。

めったにない機会なので、皆さんカメラを構えてこの瞬間を記念にパシャリ。

熱気球の大きさは、この写真で伝わるかと。

ライトアップショー

熱気球、これだけでは終わりません。

最後には音楽と一緒に楽しめるライトアップショーも!

夜の熱気球も幻想的で素敵ですね。

最後まで熱気球をふんだんに楽しめる、大満足のイベント桃園熱気球フェスティバルでした!