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秘密は東洋医学!? レストランで冷たい水が出てこない

レストランで冷たい水が出てこない!?

台湾の夏は暑い。秋になってもまだまだ暑い。エアコンの効いたレストランに入って「ふう~」とひと息つき、出されたお水を飲んだら…ぬるい!? なんてこと、キミも覚えがあるだろう。

これはそもそも、東南アジアに伝わる東洋医学、中華圏では漢方医学の考えに基づいた習慣なんだ。

過度に冷たくしたものは水に限らず、身体を急激に冷やすだろう? これは健康によくないとされている。

とくに女性にとって冷えは禁物。日本でもよく言われていることだよな。

だからドリンクをオーダーする時でも、冷やしたものを出してほしければ「冰的(ビンダ)」と伝えるべきだ。

店員のほうから「常温(チャンウェン)? 冰的?」と聞いてくれる場合もある。とはいえ日本人客に慣れている店なら、黙っててもキンキンに冷えたビールが出てくることもあるぜ。

路上のドリンクスタンドでタピオカミルクティー「珍珠奶茶」を買う時は、「冰的」か「熱的(ルーダ)」だが、そのほかに氷や砂糖の分量を指示しなくちゃならない。

氷なしは「去冰(チュービン)」、砂糖は「無糖(ウータン)」、「微糖(ウェイタン)」などなど…この続きはまたにしよう。